珊瑚・赤珊瑚の買取査定専門業者5選を比較形式でご紹介!【珊瑚のネックレスや指輪等アクセサリーの売買におすすめ!】

珊瑚の模様の種類について知ろう!買取価格は変わってくる?

公開日:2021/04/15   最終更新日:2021/06/07


ジュエリーや高価な置物として古くから愛されている珊瑚には、いくつか種類があるのをご存知でしょうか。さらに、年輪のような模様など珊瑚特有の模様を持つ珊瑚もあります。珊瑚の模様の種類によって、買取額は変わるのかも気になる部分ですね。珊瑚の種類や模様や買取額について説明します。珊瑚の価値が気になる人は、参考にしてください。

珊瑚の種類はどんなものがある?

珊瑚は海で育つ動物であり、海で採取されて流通します。そのため、採取される場所などによって珊瑚は数種類に分けられ、異なる特徴を持つのです。珊瑚の種類にはどのようなものがあるのか、4つ紹介しましょう。

■赤珊瑚

多くの人が珊瑚と聞いて思い浮かべるのが、この赤珊瑚でしょう。高知近海で採れる赤珊瑚は世界的にも人気が高いのですが、深海で育つことから採取量が少なく、希少価値が高いことも特徴です。黒みを帯びた濃い赤色の血赤珊瑚と呼ばれる珊瑚は、珊瑚の中でも最も価値が高く、海外にもコレクターが多くいるほど貴重なものといわれています。

■地中海珊瑚

ヨーロッパで採れる地中海珊瑚は、見た目は赤珊瑚と同じく赤色で紅珊瑚とも呼ばれます。赤珊瑚と違い、浅瀬の海で育つのでダイバーによる採取が可能です。さらに成長するのが早いため、採取量も多いことが特徴といえるでしょう。したがって、赤珊瑚に比べると希少価値は高くはありません。

■桃珊瑚

その名の通り桃色の桃珊瑚は、沖縄から五島列島などで育ちます。珊瑚の中で最も大きく育つのが特徴で、採取量も多いことで知られているのです。粘り気があり彫刻しやすいことから、ジュエリーのほかに彫刻品や工芸品にも加工されています。

■白珊瑚

土佐湾や沖縄近海のほか、南シナ海など広い海域で採取されるものです。ピンク色が混ざっているなど色ムラがある白珊瑚が大半ですが、真っ白な白珊瑚は希少価値が高くなります。沖縄で採取されることから、沖縄の土産店で取り扱いが多いことも特徴です。また、仏像の置物などにも使用されています。

珊瑚の模様の種類について知ろう!

珊瑚には、珊瑚特有の模様があるのです。赤珊瑚には、骨のように白い筋が含まれている場合があり、これを「フ」と呼びます。また、珊瑚の表面に「ヒ」と呼ばれるヒビがある場合もあるのです。「ヒ」は珊瑚を引き上げる際に、水圧の影響を受けて生じたヒビを指します。また、年輪のように薄い筋が入っている珊瑚もあるのです。

珊瑚の模様で買取額が変わってくる?

珊瑚はジュエリーとして楽しむ以外にも、海外にコレクターがいることから、市場でも需要が高い宝石です。買取してもらう際には、珊瑚の種類によって買取額が変わります。それでは、模様によって買取額は変わるのでしょうか。

模様によって買い取り額は左右され、「フ」や「ヒ」がない方が、より買取額は高くなります。珊瑚の大きさなどにもよりますが、数万円から数十万円の差が出る場合もあるのです。また、色ムラや虫食い、傷、劣化などがなく状態のよい珊瑚の方が、やはり買取額は高くなります。自分が所有している珊瑚の価値が気になっている人は、一度プロの鑑定士に鑑定してもらうとよいでしょう。

 

今回の記事では、珊瑚の種類や、模様によって買取額が変わることについて解説しました。珊瑚には、いくつか種類があり、採取される場所や色などによって色味などの特徴や希少価値が異なります。さらに、「フ」や「ヒ」がない珊瑚は価値が高くなる傾向にあるのです。珊瑚の買取依頼を検討している人は、ぜひプロの鑑定士に鑑定してもらいましょう。鑑定士が在籍している専門店で鑑定してもらい、納得した上で買取してもらうことをおすすめします。