珊瑚・赤珊瑚の買取査定専門業者5選を比較形式でご紹介!【珊瑚のネックレスや指輪等アクセサリーの売買におすすめ!】

買取時の珊瑚の査定基準!そもそもの珊瑚の価値を決める要素とは?

公開日:2021/07/15  最終更新日:2021/07/26


家の中に眠っている不要なお宝の売却を検討している人はいませんか?海の宝石の1つである珊瑚は、産出数の減少により買取価格が上がってきています。しかし、買取価格が購入金額を下回る可能性も充分にあるでしょう。では、珊瑚の価値は購入時と比べて売却時は何が重要視されるのでしょうか?珊瑚そのものの価値や買取査定基準を紹介します。

そもそもの珊瑚の価値を決める要素とは?

普段私たちが食べている野菜は、産地や種類によって値段が変わります。珊瑚もそれと同じです。ここでは珊瑚そのものが持つ価値について解説します。

■種類

宝飾品に使用される珊瑚は「宝石珊瑚」と呼ばれています。宝石珊瑚にはいくつか種類があり、その中で最も美しく希少価値があるものは「赤珊瑚」です。宝石に加工すると「血赤珊瑚」とも呼ばれます。血赤珊瑚は日本沿岸のみで採取され、高知県の土佐湾で採れるものが有名です。

そのほかには「紅珊瑚」「桃色珊瑚」「白珊瑚」などがあります。赤珊瑚は日本や中国、桃色珊瑚はヨーロッパで人気があるようです。

■カラー

「赤珊瑚」は濃い赤色であればあるほど価値が高くなります。赤珊瑚のオークションでは平均価格5万6,000円ほどです。赤珊瑚以外の装飾も価格に影響していますが、高いものでは約20万円で落札された商品もあります。桃色珊瑚はヨーロッパで人気があるため、赤珊瑚の次に価値があります。

最高品質のものは日本では「本ボケ」、ヨーロッパでは「エンジェルスキン」と呼ばれているようです。白珊瑚で象毛色の物は希少価値があります。また、白さが均一になっているものも少ないため、高く評価されます。「黒珊瑚」はワシントン条約によって保護対象となり、輸入が禁止されていることから希少価値が上がりました。天然で黒色をしている点や、木目が出るといった特徴があります。

■形

原木ではなく加工されているものであれば、丸珠や半球、カボションカットが高く評価されます。彫りが施されていれば美術的な評価が加わるケースもあります。

買取時の珊瑚の査定基準

購入時に比べれば、経年劣化などにより買取価格が低い場合も当然予想できます。販売価格には珊瑚そのものが持つ性質が重視されますが、売却時にはどれだけ高い品質を保っているのかがカギになります。

■変色・光沢

「日々のお手入れを怠る」「保存状態が悪い」などで珊瑚が変色したり、光沢がなくなってしまったりする場合があります。そのような見た目は美しいとはいえない状態のため、価値も当然下がってしまいます。

■ヒビ割れや傷、虫食いの有無

傷やくぼみ、凹みがなく、虫食いなどがない珊瑚ほど価値が高くなります。虫食いは海中で垂れた珊瑚によく見られる現象で、色あせて穴が開き風化した珊瑚のことを指します。また、採取時に水圧の差でヒビが入ってしまうこともあり、これも価値が下がる原因となります。

これらは珊瑚が採取・加工・販売に至るまでに受けてしまうダメージなので防ぎようがありませんが、購入時によく観察すれば避けられるでしょう。傷や変色、ヒビ、割れは購入当時にはなくても乾燥や汗の付着、高温や紫外線のダメージでも引き起こされます。

■鑑別書や産地証明書

希少価値の高い珊瑚を真似た偽物が出回っている可能性もあります。本物の珊瑚であるという証明をするためにも鑑別書や産地証明書を持っておけば、価値の高い珊瑚であることが証明できるでしょう。とくに専門店での買取ではなくオークションで売る場合、入札者は商品紹介や画像のみで判断するため、鑑別書や産地証明書があることを知れば安心して入札できます。

評価ポイントをしっかり押さえてから買取を依頼しよう!

珊瑚そのものが持つ価値や査定基準を解説しました。珊瑚を売却するには、これらの評価ポイントをしっかりと押さえた上で依頼しましょう。また、解説した評価ポイントをかみ砕き、必要なことをまとめると以下のようになります。

■品質が高いか

高い品質であるかどうかは種類や色はもちろん、光沢や傷・変色の有無が影響します。高い品質を維持できていれば高価格での買取も期待できます。

■市場価値があるか

赤珊瑚は日本や中国、桃色珊瑚はヨーロッパで人気があることも紹介しました。需要があれば価値は高まります。所持している珊瑚が市場でどれだけの価値があるのか、そのような点を把握しておくことも売却する上では重要です。

まとめ

珊瑚そのものの価値を決めるポイントや買取の査定基準を解説しました。査定基準には種類や色・形といった珊瑚そのものが持つ特徴はもちろん、傷やヒビなどの状態も含まれます。珊瑚を買取に出す動機としては「使わない」というケースもありますが、「遺品整理で珊瑚のアクセサリーやインテリアが出てきて処分に困っている」というケースもあります。後者の場合はとくに保存状態による品質の低下が気になるため、高額買取するかしっかりと見極めてから判断しましょう。




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