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珊瑚の歴史とは?海外と日本それぞれの観点から見ていこう!

公開日:2021/09/15  最終更新日:2021/08/06


アクセサリーとしても人気の高い珊瑚には、古くからの歴史があります。歴史を知るとより一層珊瑚の美しさを楽しめるでしょう。今回の記事では、海外と日本それぞれにおいてどのような歴史を紡いできたのか、珊瑚にまつわる歴史と共に、珊瑚の価値が決まるポイントについて解説します。珊瑚についての詳しい知識をつけましょう。

海外での珊瑚の歴史

まずは海外での珊瑚の歴史について解説します。海外で始めて珊瑚が確認されたのがドイツの旧跡時代、今から2万5千年程前です。現地の遺跡から地中海の宝石珊瑚を加工した玉が発見されたことで、珊瑚が宝石として使われていたことがわかりました。またギリシャ・ローマ時代にも花瓶の装飾に珊瑚樹が用いられたり、ギリシャ神話にも珊瑚を使った逸話が残ってたりしている事から、海外でも古くから親しまれていたことがわかります。

現在も珊瑚の価値が変わっておらず、世界各国で宝石として愛されています。イタリアでは年末年始に赤珊瑚を身につける風習があり、チベット地方では珊瑚は魔除けとして用いられています。珊瑚には魔を払う神聖なパワーがあると信じている国は少なくありません。

日本における珊瑚の歴史

ここからは日本における珊瑚の歴史について解説します。日本ではじめて珊瑚が見付かったのは、紀元前2万年前、旧石器時代といわれており、当時から装飾品や薬品として珊瑚が使われてきたとされています。しかし、日本国内で本格的に珊瑚が宝石品として定着する事になったのはそれから何百年も後の江戸時代、仏教伝来のタイミングです。

地中海産の宝石珊瑚が海外から渡り、聖武天皇への献上品として納められたことをきっかけに、地中海サンゴの輸入品が世に出回り、多くの大名達に愛されました。1812年には室戸でたまたま漁師が珊瑚を引き上げ献上した記録が残っており、これが国内初めての珊瑚捕獲の記録となっています。当時倹約令が敷かれていたこともあり、高級品である珊瑚の水揚げは漁師達の間で禁止となりましたが、明治維新終了後、サンゴ漁が解禁となったことから、徐々に国内での珊瑚事業も盛んになり、珊瑚輸出国として名を馳せることになります。

珊瑚漁をきっかけに遭難事故が多発、多くの死者が出ながらも珊瑚漁の歴史は発達を続け、現在ではサンゴ漁といえば日本というイメージが世界に親しまれるほど、サンゴ排出量が高いことで知られています。もともとはサンゴ輸入国としてサンゴを楽しんでいましたが、国内で品質のよいサンゴを大量に発見したことから、現在では高知県の伝統産業として親しまれているほどです。

珊瑚の価値はどこで決まる?

このように珊瑚は古くから国内外を問わず多くの人に親しまれていますが、珊瑚イコール高値で買い取りされるというわけではありません。珊瑚の中でも希少価値が高いもの、希少価値がそこまで高くない物に分類され、買取時も種類によって価格が決まります。

現在珊瑚は大きく分けて5種類が存在していますが、最も希少価値が高いとされているのは血赤珊瑚と呼ばれる種類です。血のように深い赤色をした宝石で、さまざまなアクセサリーに活用されています。

買取時には珊瑚の種類をはじめ、珊瑚の傷の有無など劣化具合などトータル的に判断されるため、状態によっては血赤珊瑚よりも他の珊瑚の方が高価買取されるケースもあります。買取業者によっても査定価格は異なるので、手持ちの珊瑚を査定に出す際にはいくつかの業者に査定してもらうといいでしょう。

まとめ

日本国内をはじめ、世界各国でも古くから宝石として愛されてきた珊瑚。現在も珊瑚の価値は留まる所を知らず、多くの方に親しまれています。宝石としてはもちろん工芸品としても重宝されており、プレゼントとしても選ばれることが多い品物です。宝石買取を積極的に行っている業者も多いため、買取査定に出す際にはいくつかの業者を比較することをおすすめします。




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