珊瑚の品物は高く売れる?信頼できる業者で買取に出してみよう!
珊瑚は生物由来の宝飾品として古くから世界中で愛されてきた歴史があります。
宝石としても需要が高く、近年ではヨーロッパからの需要が拡大していることから買取り相場が上昇しています。
日本産の珊瑚は世界の中でもサイズが大きく、良質であることからヨーロッパを中心に広く知れ渡り、宝石市場でも高値で取引されます。
ですがこれは、査定相場や業者によって違いがあり、そのチェックポイントはどういった点でしょうか。
高く査定してもらうにはどうすれば良いか
珊瑚の買取り相場はカラーや模様・カット・サイズによって大きく変動します。
カラーについては濃い赤色のものが人気は高く、買取り相場の高いものとして知られています。
従って日本で獲れる血赤珊瑚は人気が高く、特に高知産のオックスブラッドと呼ばれるものは信頼され最高級の評価や人気があります。
しかし赤色のものでもフ(斑点の模様)の有無などで相場が変わりますので注意したい点です。
また桃珊瑚は色のムラが少なく表面が均一ですとエンゼルスキンと呼ばれ、相場は非常に高くなります。
カットも相場に影響を与えます。
価値が高いとされるものは真円型のカットで、次に楕円形、最近ではドロップカットのものも一般的な形として買取り相場が高まっています。
珊瑚は色や表面状態・カットなどで相場が変動しますが、買取り業者でも異なります。
そのため珊瑚を査定するときは信頼できる複数の業者に依頼し、買取り価格を比較してみると良いと考えます。
珊瑚の査定に慣れていない業者ですと、正確な価値を判別できない可能性があります。
珊瑚の種類や買取り評価額の高いもの
珊瑚の種類は一般的には深みのある赤色を想像し、その中でも濃さによって呼び方が変わり、白色や黒色もあります。
一般的には赤系のものが代表的なカラーです。
赤色のものは沖縄・奄美・宮古島・五島列島などの日本近海が主要な産地として知られています。
世界を見渡すと地中海にも生息していますが、日本産の赤珊瑚の方が大型で良質という評価があります。
赤色が深いほど価値が上がり濃い色のものだと最高級の買取り相場になります。
桃色のものは産地が日本近海で、赤珊瑚より深い水深の海底にあります。
赤に近いものから白っぽいピンクまでの範囲があり、一般的に赤色よりは価値が劣りますが、ピンク色が均一なものはめったに産出されませんので価値が高くなる傾向があります。
また粘り気がある性質から、彫刻しやすく彫りの入った装飾品や品物に使われることが多いです。
白は五島列島や沖縄近海で採取され、白色といってもピンクの斑点が見られたり、オフホワイトに見えます。
そのため純白のものは希少価値が高く、買取査定で高値が付き、これを使った装飾品や品物は高価格になっています。
珊瑚は自分なりの評価をしてから売却しましょう
珊瑚は宝石の1つとして古くから高い需要があります。
特に日本産の血赤珊瑚は高額査定が付くこともあります。
ですので査定や買取りをされるときは自分なりにチェックし、高評価を出す業者を選択するようにしたいところです。
供給量は年々減少傾向で、需要の高い色合いを持ったものは特にそうですので、信頼できる買取り実績を持つ業者を選ぶようにしましょう。
しかし買取り査定に慣れていない業者がいることも確かなことで、価値を正等に判断されないまま買取られる可能性もあります。
従って複数の業者に査定に出し、買取評価を比較検討してから売却しましょう。
近年ではほとんどの業者が無料で査定を行っていますし、出張買取サービスを行っている場合もあります。
これらは自宅に居ながら行うことができますから、積極的にそういった業者のサービスを受けることもおすすめします。
日本産は高い価値があり、古くから装飾品として使われてきました。
そのため自宅にある可能性もありますから、自宅の倉庫や置物などと一緒に飾られている可能性もあります。
探してみると意外に価値のある物が見つかるかも知れません。