買取に出す前に知っておきたい!人気の高い珊瑚の種類って?
珊瑚は日本でもかなり身近な宝石ですが、採取が難しくなっているので価値は上昇してきています。海外でもその人気は高まっており、特に赤色のものは希少性が高いといわれています。珊瑚の宝石を持っており、買取に出したいと考えている人もいるでしょう。そこで高値で買取される種類や人気の高い種類について知っておくのがおすすめです。
人気が高い珊瑚の種類をチェック
一口に珊瑚といってもさまざまな種類のものがあります。あまり詳しくない人はどのような種類があるのかよく分からないものでしょう。実は色によってもかなり価値が変わってくるため、買取に出す前にきちんと知っておくことが大切です。
産地によっても色は異なりますし、模様の入り方なども育つ場所で違いが出てきます。よく見かける浅い海で育つものは宝石としての価値がなく、宝石として価値があるのは深海で育つものとなっています。
珊瑚には安いものと高級なものがありますが、大きく分けると5段階くらいのランクに分けられます。そのランクは色ムラや傷、ヒビ、白濁といった状態で変わってきます。これらをチェックしたうえで買取価格も決定されるということです。
濃い赤に黒みがかかった種類は人気が高く、大きさが直径10mmを超えるようなものも貴重な品となります。このような珊瑚は数が少ないので希少性が高いですし、買取価格も高値になる傾向があるといわれています。
珊瑚は色によって人気が変わってくる
珊瑚にはさまざまな色のものがありますが、特に赤色のものが人気です。中でも深い赤色は希少価値が高いとされており、高値で取引されています。
もちろん赤色以外にも人気の高い色があることは知っておきましょう。赤色以外で希少価値が高い色としては赤に近い朱色のものや、淡いピンク色のものなどが挙げられます。
豊富なカラーバリエーションがあることも特徴であり、仏像などの彫刻や宝飾品などにも広く使われています。桃色のものの中でも混じり気のない均一な淡いピンクのものが人気です。血赤珊瑚ほど高価なわけではありませんが、状態の良いものなら高額で買取してもらえることもあります。
また、白も人気で希少価値が高い色として知られています。白といっても、よく見ると薄いピンクやセピア色をしているものがほとんどですし、本当に真っ白なものはかなり珍しいということです。高値で取引されるためには混じり気のない純白というのが条件であり、滅多に見かけることはないでしょう。
珊瑚の中でも最も人気の高い色とは
珊瑚はカラーや産地によりいくつかの種類に分けることができますが、その中でも最も価値が高いのが、血赤珊瑚と呼ばれるものです。これは赤珊瑚の中でも特に色が深く濃いことが特徴です。
これは日本でのみ採取される種類であり、海外で採取されるものとは異なります。海外で採取される紅珊瑚という種類もありますが、こちらは柔らかくて透明感が少ないです。
赤色ならどれでも人気があるというわけではありません。種類によって希少価値や人気の高さに大きな違いがあることを知っておきましょう。深く濃い赤色が人気ということで、中には色を塗っただけの偽物も存在します。特に値段が安すぎるものは偽物の可能性もあります。
もちろん偽物の場合は高値で買取してもらうこともできませんし、購入する前にきちんと調べておくことが大切です。偽物は表面のみをコーティングしているため、中央が白くなっています。割ることはできませんが、触ってみて冷たい感触があれば本物といえます。
赤珊瑚の中でも日本産のものは非常に人気が高くなっています。持っている宝石を買取に出したいという人もいるかもしれません。査定に出したら予想以上の金額になったという人もいますし、使わない宝石がある場合は一度査定に出してみるとよいでしょう。