売却前に要確認!珊瑚の買取業者選びで意識するべきポイント
自分が愛用してきた珊瑚を買い取ってもらう際、なるべく高く売りたいですよね。珊瑚はダイヤモンドのような国際基準がありません。珊瑚の中でも赤珊瑚に関しては5段階で色味やムラの状況を判断して評価しますが、買取業者によって判断に差が出てしまいます。今回は珊瑚を売却する前に、珊瑚の買取業者選びで意識すべきポイントをご紹介します。
珊瑚を専門業者に買取してもらうメリット
珊瑚は専門業者に査定をしてもらう事で、適切な価格で買取をしてもらえます。宝飾類やブランド品などに多い贋作は珊瑚にも多く、色味や細かい傷などを素人が見て判断する事は難しいです。それをプロに見てもらえるのはメリットがあり、適切な価格を査定してもらえます。
珊瑚のアクセサリーは数十万円から高いものでは数百万円になる場合もあり、特にも血赤珊瑚は稀少性が高く中国や台湾の富裕層をはじめとし世界中から愛されているため、需要があり高額で取引されています。
もし、血赤珊瑚のような貴重な珊瑚を持っていながら安い査定となってしまうと数十万円もの金額を損してしまうこともありますので、専門の業者に買取をしてもらいましょう。
珊瑚の買取業者選びで意識するべきポイント
では、珊瑚の買取業者に買取を依頼するとき、どういった点に気をつければよいのでしょうか?買取業者選びで意識すべきポイントを3つご紹介します。
■珊瑚の鑑定士がいる
珊瑚について専門的に鑑定できる人に見てもらう事が大切です。専門業者の中には、ダイヤモンドなどの宝飾品は得意だけれども珊瑚はあまり取り扱っていないなどの場合があります。珊瑚を鑑定できる専門業者に見てもらうことで、納得のいく取引をする事ができるでしょう。
■珊瑚の取り扱い実績がある
珊瑚の買取実績があるかどうかも重要です。店頭やお店のホームページなどを見ると、珊瑚の販売状況がわかりますので確認が必要です。また、似たような種類や形の珊瑚があれば、買取価格がおおよそですが見当がつきます。
■販売ルートを複数持っている
珊瑚の買取価格が業者によって異なる理由として、業者の「販売ルート」が影響しています。買取をした珊瑚の販売ルートは、店頭のほか業者間やネット、海外などが挙げられます。販売ルートが多様なほど買取をした珊瑚の需要に適したルートで取引ができるので、より適切な価格で販売をする事ができ買取価格も高くする事ができます。
買取価格を上げるために普段から行うべきこと
珊瑚は状態が良いほど買取価格も高くなります。そのため普段からのお手入れが重要です。珊瑚は、ダイヤモンドやルビーなどの鉱物由来の宝石ほど硬度がありません。そのため、強い衝撃はひび割れの原因となります。
アクセサリーを保管する際は、ほかの宝石とぶつからないように注意をしたり、原木は枝が折れないように気をつけたりする必要があります。また、ネックレスの糸は1年に1度くらいの頻度の交換がおすすめです。糸が切れると珊瑚がバラバラに飛び散ってしまい、落ちた衝撃でひび割れし買取価格に影響を及ぼしてしまいます。
また、直接肌に触れるネックレスやブレスレットなどは、汗や埃のほか、化粧品などが付着するため、酸に弱い珊瑚を保護するために汚れは拭き取りましょう。そのほか、高温多湿や直射日光を避けるなど汚れが頑固な場合は、無理をしてしまうと傷や色あせの原因となりますので、専門業者に依頼しましょう。
売却前に珊瑚の買取業者選びで意識するべきポイントをお伝えしました。査定結果によって高い金額を損することのないように、珊瑚を売る際は専門業者にお願いする事が重要です。ご紹介したポイントを押さえて、高額査定を実現しましょう。