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白珊瑚は高く売れる?買取相場や高価買取のコツを解説

公開日:2023/07/15   最終更新日:2023/07/28


宝石にはさまざまな種類があります。そのなかでも希少な海の王様、珊瑚を使ったものは高い評価を得ており、世界中で人気です。では、珊瑚のなかでも不思議な色合いをしている「白珊瑚」はどのように評価されているでしょうか。この記事では白珊瑚の買取相場や高価買取のコツについて、詳しく解説します。

白珊瑚の特徴

皆さんは珊瑚の色を問われたなら、どんな色を想像しますか。多くの方は薄ピンク色の鮮やかな珊瑚を想像するのではないでしょうか。

今回紹介する白珊瑚は、その名にあるとおり白い色をした珊瑚です。白くて美しい珊瑚はしなやかな木々を思わせるような、独特の優雅さがあります。白珊瑚は白一色、というものではなく、やや乳白色であったり、ピンク色に近い色合いのものも流通しています。

美しい白珊瑚はファンが多いですが、色ムラが起きやすいため、市場に流通しているものは色合いによっては安価です。宝石として扱われる珊瑚のなかでは手に入れやすい価格帯が多く、人気もあります。日本海や台湾の近海、東シナ方面の海域などで採取することができ、家族運を高めるとしてお守りとしても大切にされています。

なぜ珊瑚が白く変化するのか

白く美しい珊瑚ですが、どうして白くなっているのでしょうか。珊瑚には濃い赤から、かわいらしい桃色まで存在していますが、色合いを大きく左右しているのは海水でも魚類でもなく、褐虫藻の影響を受けているからです。

珊瑚は静かに海の中を漂っていますが、栄養が良い状態ならカラーが生まれます。栄養は褐虫藻がもたらしてくれるものであり、無くなってしまうと珊瑚は栄養素が抜け、色が白く変化してしまいます。しかし、珊瑚の白く優雅な姿は一見の価値があり、民芸品としても流通しています。

白珊瑚の買取相場

そのほかの珊瑚と比較すると市場価格では低いとされている白珊瑚ですが、実際に売却しようとすると、どのぐらいの買取価格が相場なのでしょうか。白珊瑚の買取相場は、非常に広く、白色にくすみが無く、美しいものであれば40万程度の価格でも取引されています。

一方で、くすみや傷みが目立つ場合は、価値が下がり、1万円程度で取引されます。白色が美しければ美しいほど、白珊瑚の買取相場は高い傾向にあると知っておきましょう。特に純白色は好まれます。

価値の高い珊瑚の特徴

赤色や桃色の珊瑚よりも相場が低いとされる白珊瑚ですが、それでも高評価の物も存在しています。象牙に近いような色愛や、希少価値があるとされる大きさ、加工評価が優れている国内産などは白珊瑚であっても高値で評価されることがあります。

白珊瑚を高く売るためのポイント

せっかく手元にある白珊瑚を売却するなら、高い買取を目指したいでしょう。

では、高く売るためのポイントとは一体どのようなものでしょうか。重要なポイントは、買取査定を行うことです。白珊瑚の評価は業者によって大きく分かれており、1社目の査定が低くても、2社目では高く評価してくれる可能性があります。白珊瑚を得意としていない買取業者もあるので、高価買取を目指す場合は複数の業者に見積もりを依頼しましょう。

また、今お手元にある白珊瑚を将来的に売却したいとお考えなら、コンディションを保つことがおすすめです。白珊瑚はもろく、崩れてしまう場合があります。状態を保っている白珊瑚は価値が高く、評価がされやすいのです。経年劣化が起きないように、保管する際には紫外線にも注意しましょう。

付属品の有無も価格を左右する

白珊瑚以外の売却にもいえますが、宝石や骨とう品を売却する場合には「付属品」の有無が買取価格を左右しています。鑑定書やメーカーなど、どこで購入したのか、誰が加工を行ったのかなど、分かる付属品がある場合は、きちんと付けたうえで売却しましょう。

まとめ

この記事では、宝石や骨とう品としての価値がある「白珊瑚」について、買取相場や高価買取のコツを紹介しました。白珊瑚はその他の珊瑚と比較すると、買取価格帯が低いとされますが、実はコンディションが良く、白色が素晴らしい白珊瑚は適正に評価を受けています。特に国産の白珊瑚は評価が高いため、買取を探す際には見積もりを取得し、適正な評価をしてくれる業者を探しましょう。