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偽物珊瑚の具体的な特徴とは?天然珊瑚との違いを知ろう!

公開日:2022/04/01   最終更新日:2022/06/01


珊瑚は高級な宝石のひとつです。生物由来の宝石である珊瑚は、真珠と並んで「海の二大宝石」といわれています。珊瑚には、深い赤色をした赤珊瑚や白珊瑚があり、とくに赤珊瑚は希少価値が高く、価値が高いゆえに偽物が存在するので注意が必要です。そこで今回は、偽物の珊瑚の見分け方について解説します。

偽物珊瑚の具体的な特徴とは?

珊瑚には赤珊瑚や白珊瑚があり、とくに赤珊瑚は希少価値の高い存在として知られています。しかし、希少価値が高いことを利用して、偽物の珊瑚が本物のように売られていることがあるのです。見分け方を知っておけば購入時に判断できますが、特徴を知らなければ偽物を購入してしまう可能性があります。購入後に後悔しないためにも、珊瑚の購入を考えている方は、偽物珊瑚の特徴を押さえておきましょう。

まず、本物の珊瑚であれば、珊瑚特有の感触・石のような冷たさ、重量感があります。

一方、偽物の珊瑚は、プラスチックやガラス、樹脂で作られていることがほとんどのため、質感に差がでます。たとえば、プラスチックで作られている場合、軽く、重量感がありません。ペットボトルを想像するとイメージしやすいでしょう。また、樹脂もペットボトルと似ており、ひんやりをした感触がなく、重量感もありません。一方、少し見分けにくいのがガラスでできた偽物の珊瑚です。触るとひんやりをしているので間違いやすいですが、本物と異なりすぐに温まります。また、本物よりも重く、キラキラとして見えたらガラスの可能性が高いでしょう。

偽物珊瑚を見分ける方法

もっとも簡単に偽物の珊瑚かどうかを見分ける方法は、製品を火であぶってみることです。本物の珊瑚であれば燃えませんが、偽物であれは染料が溶けたり、素材そのものが溶けたりします。また、製品そのものをハンマーで割るのも方法のひとつです。樹脂やプラスチックを使って表面だけを塗料で塗っている場合、中身は白いままのはずです。本物の珊瑚であれば、中まで赤くなっているでしょう。ガラスでできた偽物の場合は、ハンマーで叩くと砕けてしまします。

一方、本物の珊瑚はガラスのように砕けず、ハンマーで軽く叩くと金属音がします。しかし、火であぶったり、ハンマーで叩いたりするのは本物の珊瑚を傷つけてしまう可能性があります。製品の直接手を加えない方法としては、見た目の違いを知っておくことです。見た目で本物かどうかの判断ができない場合は、専門の鑑定士に相談してみましょう。

珊瑚を見極める際に必要になる道具

本物の珊瑚かどうかを見極めるにはいくつか方法があり、どの手段を使いかで必要な道具が変わります。見た目で判断する場合は、拡大可能なルーペを用意しましょう。本物の珊瑚の場合、表面に年輪のような模様が入っているものがあります。すべての珊瑚に入っているわけではありませんが、年輪を確認できれば本物の可能性が高いといえるでしょう。ただし、年輪に不自然な線が入っていると、偽物の可能性が高いです。

また、火であぶる場合は、ライターとピンセットを用意しましょう。本物であれば火であぶっても表面に変化が出ないはずです。ただ、熱をあてすぎると割れてしまう危険があるので注意しなければなりません。そのほか、ハンマーを使って割る方法もありますが、本物の珊瑚も傷つけてしまうので避けた方がよいでしょう。

 

赤珊瑚は、希少価値が高いゆえに偽物が存在します。本物だと思って購入したら偽物だったというケースもあるため、自分の目で判断できると安心です。判断する方法には、目で見たり、触ったりする方法もありますが、確実性を高めたい場合は火であぶるという方法が挙げられます。なお、ハンマーで割る方法もありますが、本物の珊瑚も傷つけてしまうので避けるのが無難でしょう。自己判断するのが難しい場合は、専門の鑑定士に相談するのがおすすめです。