珊瑚・赤珊瑚の買取査定専門業者5選を比較形式でご紹介!【珊瑚のネックレスや指輪等アクセサリーの売買におすすめ!】

珊瑚を買取に出す際に注意するべき点について知っておこう!

公開日:2022/01/15  

手持ちの珊瑚を買取に出す際、注意点を知っておくことは大切です。こちらの記事では、珊瑚買取時の評価基準や、注意点について説明します。珊瑚を買取に出す前に、覚えておきましょう。

珊瑚の種類ごとの特徴

珊瑚は1種類だけでなく、赤珊瑚・白珊瑚・血赤珊瑚・紅珊瑚・桃色珊瑚などさまざまな種類が存在します。

その中でも、色が濃い血赤珊瑚は最高級品として知られ、主に日本で採れる珊瑚となっています。一般的な珊瑚に比べると、透明感がありながらも色が濃く、白い斑点やマーブル模様が見られません。とくに宝石にできる質のよさと、サイズのある血赤珊瑚は大変価値があります。

また、赤珊瑚は、日本産と地中海産に分けられます。中でも、高知県土佐湾で採れる赤珊瑚は希少価値が高いことで知られているようです。また、「フ」と呼ばれる白い斑点模様があることも日本産の赤珊瑚の特徴でしょう。

地中海産の赤珊瑚は、イタリア・フランス・スペインなど地中海沿岸の国で採取され、宝飾業界では「サルディ」と呼ばれています。サーモンピンクなどの柔らかい色が多く、全体の色合いが均一という特徴があります。

さらに紅珊瑚は、血のように赤黒い血赤珊瑚よりも赤い赤色の珊瑚として、日本や地中海沿岸でも多く採取しているようです。多くの場所で採取可能なので、それほど希少価値は高くないでしょう。

桃珊瑚は、薄いピンクやオレンジ、赤珊瑚に近い色までバリエーションが豊かな珊瑚です。海外では、薄いピンクの珊瑚は「エンジェルスキン」と呼ばれ、希少価値が高い珊瑚として愛されています。

白珊瑚は比較的安価ですが、純白でまったく赤みがない白珊瑚は、希少価値の高さから高価買取が期待できるでしょう。

珊瑚買取時の評価基準

珊瑚買取時の評価基準のポイントは3つあります。

1つ目は、模様です。珊瑚は、全体の色合いが均一であればあるほど価値が高まるといわれています。斑点・白濁・筋などがなければ価値が高い珊瑚の宝石といえるでしょう。

2つ目は、形です。最も高額になりやすい珊瑚は原木ですが、カットしたものだとボールのような丸珠型が高評価になります。他にも、半球型のラウンドカット、楕円のようなカボションカット、涙のようなドロップカットなどもありますが、買取時によって評価は異なるかもしれません。

3つ目は、色合いです。珊瑚は価値の高い順に、血赤珊瑚、紅珊瑚、桃色珊瑚、白珊瑚です。濃い赤であればあるほど買取額が高くなりやすいということがわかるでしょう。しかし、白珊瑚の中でも象牙色のものは希少価値が高く、高額になることもあるため一概に判断することはできません。

お手持ちの珊瑚の価値を知りたい場合は、宝石に詳しいプロの査定を受けましょう。

珊瑚を買取に出す際に注意するべき点

珊瑚を買取に出す際はどんなことに注意すればよいのでしょうか。

1つ目は、珊瑚の販売経路が豊富かどうかということです。買取業者は転売することで利益を得ています。つまり、買取した珊瑚をさらに、別の方に売るということ。この時に、どれだけ高く売ることができるかで珊瑚の買取価格が大きく異なります。そのため、買取業者が持つ販売経路の質は非常に重要なポイントになるでしょう。

2つ目は、珊瑚専門審査員が在籍しているかどうかです。珊瑚を専門的にみられる審査員が在籍していることは、珊瑚を売る業者選びでも最も重要なポイントになります。未熟な鑑定士なら、自信を持って断定できないため、買取価格を大幅に下げることも考えられます。金額にも大きな差が生じることでしょう。

 

珊瑚買取時の評価基準のポイントは、模様・形・色合いです。お手持ちの珊瑚を買い取りに出す際は、それらをチェックして珊瑚専門審査員が在籍している買取業者に持っていきましょう。