珊瑚買取の為に珊瑚の見分け方を知ろう
珊瑚の色幅については非常に広く、とても暗い赤色から始まり、淡い桃色に至るまで多彩といえます。
その中にあっても、最高品と言われているのは血赤珊瑚と称されるものです。
赤黒い血のようなカラーをしています。
したがって、買取の為に見分け方を知ることは重要になります。
見極めるポイントは色とカラーグレード
珊瑚の種類については、赤、白さらに桃と黒色で区別されているように、シンプルに色味により種類は見分けられます。
白や黒に関しては容易に見極めることができますし、桃につきましても色味で手間なく見定めることができます。
しかしながら、血赤と赤となりますと見極める為には細部にわたって知ることが重要になります。
赤と血赤の見分け方のキーポイントは、カラーグレードにより鑑定するということになります。
血赤と赤は、赤の色味ランクにより区分けされます。
具体的には、血赤を理解しやすく例えると極めて質のいい赤珊瑚ということになります。
本当の価値を認識するには結局最後には鑑定士に持って行くのがベストですが、自身でチェックできるポイントもあります。
単一色ほど魅力的で資産価値が高い
珊瑚については「フ」並びに色ムラがあまりなく、単一色のものほど魅力的で資産価値が非常に高いと言われています。
白濁が存在したりマーブル模様のようなものは高い金額が付きづらい確率が高いです。
「フ」と言いますのは、日本産の赤珊瑚に存在する白い斑点であるとか模様のことを意味します。
そして「フ」に関しては人で言う骨の部位に該当します。
色ムラがないほど魅力があると評されることから、丸玉ならばフの場所に穴を空けて、ジュエリーへとアレンジする際にも表には「フ」がないようにします。
「フ」に関しては日本産しかなく、地中海産にはありません。
これにより日本産の証とも言われていて、地中海産との区別の判断基準にもされます。
「フ」が一切ない日本産は高級品と評価されています。
傷やくぼみ及び贋作の見極め方について
天然の珊瑚に関しては、自然で生み出されるもののために、表には微々たる傷であるとか、くぼみがあるといえます。
こうした傷穴、あるいはくぼみ、へこみなどがなくて、綺麗なものほど資産価値がとても高いと評されています。
海中で倒れ込んだ珊瑚につきましては、時間経過と合わせて、色そのものがあせ、穴が開いて風化していくことになります。
こうした現象を「す」「虫食い」と言います。
これに対して、海中で活きていることを「生木」と言います。
生木の珊瑚と照らし合わせると資産価値は下がります。
また値踏みする局面で使われる「ヒ」という言葉に関してはクラックのことを指します。
深海の底より上げて採取する時、水圧のギャップで、採取シーンでヒビが入ってしまうのが起因といわれています。
また、贋作が存在し、贋作は当然のこと、資産価値はあまりありません。
真贋の見定めは難しく初心者ではジャッジが難しいですが贋作の主な特徴を理解することは大事といえます。
偽物の大部分は、表だけをコーティングしています。
したがって、贋作に関しては割ると断面の中央が白くなっているか否かでチェックできます。
さらに、見分け方として、火をつける方法があります。
コーティングされていれば溶けながら燃えることから、それが認められれば偽物と考えて良いでしょう。
見分け方のキーポイントは、なんといっても色になります。
色を見定めることができれば、資産価値を判断するとても大きな要因になります。
しかしながら、買取価格となりますと色だけに限らずニーズの関係やマーケットの状態など多種多様なファクターが絡んできます。
ですので簡単に知ることは不可能です。
それに加えて、色味で見極められるとは言うものの、血赤及び赤の色味に関しては知識のない人には価値を判断することが難しいといえます。
それ故、気掛かりな品を保有している場合は専門家へと相談することが大事といえます。