珊瑚の価値はどれくらい?査定のポイントを知ろう
珊瑚は色も美しく、愛らしい質感のものが多くあります。
そのため、親から譲り受ける人もいるでしょうし、旅先等でついつい購入する人もいるでしょう。
しかし反対に、そろそろ手放したいと考えている人もいるでしょう。
では一般的に珊瑚の価値はどのくらいなのか、査定のポイントについても見ていきましょう。
一般的な買取相場は数万円からと言われている
珊瑚は様々な形状で販売されています。
例えば、アクセサリーです。
ネックレスや指輪、イヤリングなどを保有している人も多いのではないでしょうか。
また、彫刻をご自宅に飾っている人もいるでしょうし、珊瑚の形状そのままで保管している人もいるでしょう。
相場は種類や保存状態によっても大きく異なってきます。
色の濃さや粒の大きさなども大きく影響します。
しかし概ねではありますが、アクセサリーは35000円~42000円、原木で小さいものは20000円前後、置物は100万円を超えるとも言われています。
また、珊瑚にはアカサンゴ、ベニサンゴなど、多くの種類が存在しています。
数多く種類がある中で、最も希少価値が高いとされているのは、日本産のチアカサンゴです。
その名の通り血のような赤い色合いが特徴で、大変美しくアクセサリーとして手に入れたいと考える人は多くいます。
希少なため、通販サイトでも品切れのサイトもあるくらいです。
手元にある場合は一度査定に出してはいかがでしょうか。
作家が買取価値を決める場合がある
置物が100万円を超えるのに驚く人もいるかもしれません。
実はそういった作品は、どんな作家の作品かも査定のポイントになってきます。
有名な作家の作品であれば、買取価格はぐんと高まり、200万円近くに上ることもあり得ます。
先祖代々床の間に何気なく飾っている置物が、実は価値あるものだったということも考えられます。
無料で査定してくれるお店も多くあるため、もう必要ないと思う場合は、一度買取店に査定に出してみてはいかがでしょうか。
また、査定によって価格がわかると、その置物をどのくらい厳重に保管しなければならないかもわかります。
例えば200万円する置物を、玄関先に粗雑に置いておくと窃盗被害に合う可能性も出てきます。
価値がわかれば、そういったことが起きないよう対策を練る人も増えるでしょう。
査定のポイントは保存状態が大きく関わってくる
珊瑚は高額で売れるものです。
それならばすぐに売却するよりも、もっと置いておけば更に希少価値が高まり、より高額で売却できるのではないかと考える人もいるかもしれません。
しかし、珊瑚は保存状態を重視して査定されます。
保存状態が良ければ良いほど、高額で売れるということです。
つまり希少価値を狙って自宅にずっと保管しておくよりも、売ろうと決めたならばすぐに査定に出した方が良いでしょう。
売却する際はなるべく購入時の領収証や、付属の箱なども合わせて持参すると、より高額で売却できる可能性が高まります。
また、今は売却する気はないという人も、いずれ売却する日がくるかもしれません。
その時に、なるべくきれいな状態を保っていられるよう、珊瑚の状態保持には気を付けましょう。
具体的には、海水浴や温泉へ行く際などは、珊瑚のアクセサリーは外すようにすると劣化が防げます。
売却するつもりはなくても、劣化するのは嫌なものです。
丁寧に扱うようにしましょう。
かなり高額で取引されている珊瑚を大切に保管しておくのか、普段から身に着けて楽しむのか、売りに出すのかは持ち主の価値観次第でもあります。
しかし将来不要になった際、いざ査定に出すと、劣化がひどくほとんど無価値だったとしたら残念に思うものです。
また、全く無価値だと思っていたものも、実は高額だと判明すれば見る目が変わり、大切に扱おうと思える可能性もあります。
現状での価値を知るためにも一度査定に出してみてはいかがでしょうか。