破損している珊瑚でも買取依頼に出すことは可能?
年々貴重になってきている珊瑚は、価値が上昇傾向にあります。珊瑚の原木や工芸品、仏像、繊細な細工の帯留めや指輪、ネックレスなどは非常に高い人気があり、中でもとくに価値が高いのが赤色珊瑚です。しかし、破損や傷がついてしまったものでも買取依頼することができるのでしょうか。今回は、破損した珊瑚の買取についてお話しします。
破損している珊瑚でも買取してもらうことは可能か
珊瑚自体が非常に貴重であることもあり、破損してしまっている場合も珊瑚自体の価値はそこまで大きく落ちることは無いといわれています。これは古いジュエリーにも言えることですが、デザインが古くなってしまってもジュエリーに使用されている地金の価値は全く変わらないのと同様に、目立つ傷や破損ではない限り大きさや色、形などを鑑定士は確認して査定額を決めることになります。 珊瑚の価値を大きく決めるのは、破損しているかではなく色合いだといわれています。
可愛らしいピンク色から真っ赤な血赤珊瑚まで色合いは異なりますが、色が薄いほど価値は低く、色が濃くなるほど価値が高くなる特徴を持ちます。また原木の根本は直径3cmほどなので、10mm以上で美しく真円の丸玉であるほど希少価値が高い一品として取り引きされている特徴を持っています。 そのため買取を希望しているなら、まず買取専門店に持ち込んで直接査定を依頼してみることをおすすめします。
少しでも珊瑚を高値で買取してもらうには
手持ちの宝石を少しでも高値で買取してもらうために、自分で準備しておくべきものは鑑定書など購入時に一緒に付属してきた付属品を全てセットしておくことが重要です。
買取を行っている専門店には基本的に経験豊富な鑑定士が常にいるので、そのまま持ち込むだけでもきちんと鑑定してもらうことが出来ますが、鑑別書または鑑定書が手元にある場合はそれも一緒に持ち込むことによって、品質の高さや産地、大きさなどの正しい情報を伝えやすく、宝石の価値の裏付けにも繋がるので高値で取り引きしやすくなるメリットがあります。
また、専用ケースなども一緒にセットしておくと、持ち運ぶ際に珊瑚に余計な傷などをつける心配がなくなるので、既に破損してしまっている場合もこれ以上傷などを増やさないためにも専用ケースや保護巾着などを用意しておくと安心です。もし表面に汚れが付着してしまっているようなら、柔らかな布で優しく拭き取っておきましょう。ただ不安なら触らずにそのまま持っていくことも大切です。
買取実績の多い大手の買取専門店に相談をしよう
破損や傷がある珊瑚であっても、サイズや色、デザインの価値が高いものであれば非常に貴重なので高値で買取をしてもらえるチャンスがあるといわれています。正確な査定できる鑑定士がいるお店を選ぶことが重要です。店舗に直接持ち込むことが出来る人であれば問題はありませんが、もし近くにお店がないという場合は出張買取を行っている場所を選ぶとよいでしょう。
遠くまで足を運ぶ手間がなくなり、目の前で適切に査定額を提示してもらえるので安心です。また、鑑定をしてもらう際には相談から見積もり、鑑定や出張費、手数料全て無料で対応してくれることはもちろん、SSL導入など個人情報の管理を徹底したセキュリティ管理がきちんとしているお店を利用するようにしましょう。
近年はメール鑑定やLINE鑑定なども主流ですが、貴重品の鑑定をする場合どうしても不安なのが個人情報の漏洩です。これらのトラブルを防ぐためにもきちんと対策をとっている大手の専門店を利用するようにしましょう。
珊瑚の工芸品や、ジュエリーがあるというご家庭は少なくありません。しかし石が破損しているなどダメージがあると、買取依頼が出来ないのではと不安に感じる方も少なくありません。珊瑚自体は非常に貴重な宝石であり、サイズや色、デザインによっては破損している場合も高値で買取してもらえるチャンスがあります。