白珊瑚とは?高価買取が狙える白珊瑚を判別する方法も知っておこう!
白色を基調とした白珊瑚は、産地や個体によっても色合いも少しずつ異なります。この記事では白珊瑚の特徴や、高価買取できる白珊瑚の見分け方を取り上げます。珊瑚の買取を検討中の方は参考にしてください。
白珊瑚とはどのようなもの?
白珊瑚は、日本近海や太平洋の一部に生息するサンゴの一種で、その名前の通り白色の珊瑚です。「ホワイトコーラル」とも呼ばれており、白といっても基本的に薄いピンクのような淡い色をしているものが多く見られます。
しかし、中には純白に近いような白い珊瑚も。純白に近い色ほど、良質とされ、価値が高くなります。
高価買取が狙える白珊瑚の特徴
高価買取が狙える白珊瑚にはどんな特徴があるのでしょうか。
1つ目は、状態のよい白珊瑚かどうかということです。状態のよい白珊瑚とは、純白で色ムラがなく、虫食いやヒビがないものを指します。白珊瑚は鉱物ではなく生物なので、採取の際や採取後の処理、また時間経過などによって劣化しやすいといえるでしょう。
白珊瑚の劣化には、「ヒ」「フ」「虫食い」という特徴的な劣化が見られます。「ヒ」とは、表面に見えるヒビのことです。「フ」は、白い斑点や模様のこと。「虫食い」は、風化して穴の開いた状態を指します。これらの状態に該当しない色合いのキレイな白珊瑚は、買取価格も期待できるでしょう。
2つ目は、白珊瑚のサイズが大きいということです。色合いや状態が同条件の2つの白珊瑚があった場合、サイズが大きい白珊瑚の方が買取価格は高くなる傾向にあります。また、サイズの大きな珊瑚でありながらダメージのないキレイな状態は珍しいため、大きくて劣化が少ない白珊瑚は希少価値が期待できるでしょう。
3つ目は、高級な素材が使用されていることです。白珊瑚では珍しいことですが、白珊瑚に対して指輪の印台などパーツとして金やプラチナが使用されている場合、白珊瑚自体も高価買取が期待できるでしょう。
さらに白珊瑚は「血赤珊瑚との組み合わせ」でデザインされている原木の置物や彫刻もあり、この場合も高価買取が期待できます。高級な素材に合わせるという事は、「白珊瑚自体の質が高い」ということを意味しているのです
4つ目は、白珊瑚を入手した場所がわかっているということ。高い価値を持つ骨董品とは、「然るべきルート」から見つかる場合が多いでしょう。骨董品収集家のコレクションや、宝石商からの購入、裕福な人からのプレゼントが挙げられるでしょう。
白珊瑚が手元にある際、「どういったルートを辿ってここにあるか」確認できるのであれば確認することをおすすめします。ルートによっては、高価買取が期待できるかもしれません。
白珊瑚を売却する業者選びのコツ
白珊瑚を売却するためには、業者選びも大切になります。まずは、買取実績の豊富な業者に申し込みましょう。
珊瑚は品物によっては、数万円から十数万円など非常に高額買取になるものまであります。しかし、リサイクルショップでは非常に安価な販売をしているため、買取価格も安くなってしまいます。
正しい鑑定をしてもらうためには、買取実績の豊富な業者がおすすめです。骨董品を専門的に見ることができる査定士がいる業者を選びましょう。
次に、少しでも高く売りたいなら2社以上の査定を受けることがおすすめです。珊瑚のような高価な品物は、買取業者によって査定額が変わってきます。ある業者では8万円だったとしても、他の業者では15万円ということも。より高く売るためには、2社以上に査定をお願いすることが重要です。
「ホワイトコーラル」と呼ばれる白珊瑚は、白といっても基本的に薄いピンクのような淡い色をしている珊瑚です。純白に近いような白い珊瑚は、希少で高価買取が期待できるでしょう。珊瑚を売却する際は、買取実績の豊富な業者に申し込んで少しでも高く売りましょう。