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珊瑚を保管する際に注意するべきポイントについて解説!

公開日:2022/07/15  最終更新日:2022/07/22


珊瑚は年々産出量が減少しているため、価格が高騰している宝石です。お手持ちの珊瑚の買取査定を考えているならば、高額買取を実現するために配慮しておきたいポイントがあります。とくに珊瑚の価値を決める要素を知っておくことは重要です。そこで今回は、珊瑚を保管する際に注意するべきポイントについて詳しく解説いたします。

珊瑚を保管する際に注意するべきポイント

珊瑚の正体は鉱物でも植物でもなく、サンゴ虫と呼ばれる生物であることをご存知でしょうか。サンゴ虫はポリプと呼ばれる体構造をもち、一か所に定着して周囲に触手を広げながら生息しています。このポリプが珊瑚になる樹枝状の骨格(カルサイト)を作り出します。ちなみにサンゴ虫の種類によって、宝石の珊瑚になるか、珊瑚礁を形成するかに分かれますが、どちらも主成分は同じ炭酸カルシウムです。

珊瑚は生物由来の為、他の宝石のように硬度が高くないという特徴があります。表面がやわらかく、デリケートなので、お手入れにも補間の方法にも気を付ける必要があります。ほかの宝石と一緒に保管することで、表面に傷がついてしまう恐れがあります。珊瑚は珊瑚だけで別にして、風通しの良い冷暗所に保管しましょう。直射日光があたる場所に置いておくと、紫外線の影響で光沢が失われやすくなるので要注意です。

珊瑚の正しいお手入れ方法

珊瑚の主成分は炭酸カルシウムです。炭酸カルシウムには、酸に弱い性質があります。そのため、珊瑚が汗や皮脂や化粧品に触れると変色して白くなってしまったり、表面の光沢が失われてしまったりする恐れがあります。とくに色褪せの危険性が高い赤色の珊瑚を身に着ける場合には、直接肌に触れないように気を付けなくてはいけません。食事の際にレモンなどの汁がかかってしまわないよう注意が必要です。

また、紫外線の影響をうけて光沢を失ってしまう恐れもあります。珊瑚のアクセサリーやジュエリーを身に付けた後は、やわらかい布を使って汗やほこりを優しく丁寧に拭きとることをお勧めします。これには劣化予防と珊瑚の艶出しの効果があります。炭酸カルシウムは水に強いので、水洗いしても問題ありませんが、保管の前に水分をしっかり拭きとる必要があります。熱に弱いので、ドライヤーや暖房の風にあてて乾燥させることは避け、自然乾燥で水分を残さないようにします。

珊瑚の価値を決める要素

宝石としての珊瑚の価値は、種類・色・フラクチャーの3つで決められます。珊瑚の種類には、赤珊瑚、紅珊瑚、桃色珊瑚、白珊瑚などが存在します。日本や中国では赤珊瑚、ヨーロッパでは桃色珊瑚に人気があります。珊瑚の色味では赤いものほど価値が高く、最高品質のものは「血赤珊瑚」と呼ばれ、他の珊瑚と比べて高額がつけられています。また白珊瑚の乳白色、象牙色など均一な色味をもつ珊瑚も人気です。

フラクチャーは見た目のコンディションを意味しており、ひび割れ・傷・虫食いの有無などが評価されます。その他、大きさや珊瑚の形、付加価値なども考慮されて最終的な査定額が決められます。もちろん色味の濃さや光沢も珊瑚の価値を大きく左右するので、正しい手入れと保管方法を守ることが、珊瑚のもつ価値を損なわないことにつながります。

 

珊瑚を保管する際に注意するべきポイントについて解説しました。珊瑚は昔から国内外で人気が高く、年々産出量が減少しているため価値が高騰しています。とてもデリケートで、酸や熱、衝撃に弱いという特徴があります。普段のお手入れとして、身に着けた後はやわらかい布で汗や皮脂を拭き取ること、水洗いした場合には表面の水気をしっかり拭きとり、自然乾燥して水分を残さないようにすることを心掛けましょう。また硬度が低いので、他の宝石とは別にして、風通しの良い冷暗所に保管しましょう。




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