珊瑚の買取はどこで対応してくれる?
珊瑚は宝飾品の中でも希少価値のあるものです。
環境保全の為に法律で禁止されているので日本では海や海岸で収集する事が出来ません。
その為に珍重されますから買取価格も高くなります。
もし必要の無くなった珊瑚があるのなら一度鑑定してもらえばその価値が分かります。
売却する事が可能ですから、試してみる価値はあります。
どこで買い取りしてもらえるのか
宝飾店で買い取ってくれます。
別段専門店でなくとも通常の宝石のように鑑定も受けられます。
ただし業者によって得意分野が違うのも事実ですから、出来る事なら珊瑚を大量に取り扱っているお店が良いでしょう。
そして鑑定は複数の業者に頼んで、最高価格をつけてくれるところを探すのがベストです。
なぜならあまり一般的でないせいもあって、その価値を知る人は一般では多くはありません。
不当な価格を言われても気が付けないのが現状なのです。
ですから面倒かもしれませんが何店かで見てもらって本当の価値を知る必要があるのです。
見分け方のコツとしては買い取り実績を紹介しているようなところだと安心感が高いというメリットがあります。
もしも実績と価格が違う場合にはどこが異なるのかを確かめる事が出来ます。
それとは逆にあまり実績のないところでは実勢価格とかけ離れたものを提示する場合もあります。
通常だと安くなりがちですが、経験不足のおかげで高めに提示してしまうケースもあるのです。
結論的には多くの値段を出してもらう事が大事だという事になります。
買取を頼むときに注意するべきこと
珊瑚の価値をある程度知っておいた方が良いでしょう。
珊瑚にはいろいろな種類があり、産地によっても値段が相当に違ってきます。
業者によっては素人相手なら分からないだろうという事で、全く違う種類のものと言ってくる場合もあります。
もし基本的な種類や産地を知っていれば、そんな時にすぐに間違った対応だと気が付く事が出来ます。
買取の時の対応は千差万別ですからお店の中であれこれ考えていては相手のペースで話が進んでしまいます。
交渉事はイニシアチブをとる事が重要ですから、強気に出る事も必要になります。
その材料になるのが珊瑚の見方を知っているかどうかで決まるという事です。
ネットの情報でも写真入りで説明されているサイトを見れば、不完全とはいえ見極め方を知る事は出来ます。
ダイヤモンド等でも同じですが、肉眼では見えないキズなども査定の対象になるのは仕方のない事です。
それでも珊瑚自体の大きさやキズの入り方で大きな価格差が出る事もあります。
ただ一方的に相手の話を鵜呑みにせずに交渉して、なるべく高い価格で買い取ってもらうよう心掛けましょう。
出来る事なら鑑定書を残しておくべき
珊瑚は馴染みのないせいか鑑定書が付いていることを知らない人も多いようです。
実際にはほとんどの珊瑚には常識的に付いており、ほかの宝石同様それによってある程度の価値が証明されます。
証明するものが無い場合には交渉が不利になりますから、買取とは別に作っておいた方が得策です。
ただ知っておかなければならないのは、買取時の査定は必ずしも鑑定の結果に追随するとは限らない事です。
宝飾品にも相場があります。
人気のある時とない時では査定価格に差が出ます。
そして一番影響するのがブームは来ているかどうかなのです。
ブームが来ればお客は高値でも欲しがりますから、自動的に買取価格も上昇します。
金の相場で見られるように世相を反映する側面がありますから、売り時を知る事も大切です。
鑑定書はあくまで基本的なグレードを証明するものであり、単純に価格を決定する物ではありません。
そうはいっても鑑定書があるかないかで最低価格が決まったりもしますから、軽く見てはいけません。
何事にも準備はしておいた方が良いのは言うまでもない事です。