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珊瑚のお手入れ方法とは?正しい知識を学んで美しさを保とう!

公開日:2021/05/01  最終更新日:2021/06/07


貴重な宝石のひとつである珊瑚は、その美しさから根強い人気があります。しかし、珊瑚には、お手入れに気をつけないと劣化しやすいという性質もあるのです。珊瑚を所有しており、どのようにお手入れすればよいのか知りたい人もいるでしょう。そこでこの記事では、珊瑚の取り扱いで気をつけたいことや、正しいお手入れ方法について解説します。

珊瑚が劣化してしまう理由とは?

珊瑚はとてもデリケートな宝石で、劣化してしまう場合もあります。どのような場合に珊瑚が劣化してしまうのでしょうか。その理由について説明します。

■酸に弱い

珊瑚の主成分は炭酸カルシウムです。炭酸カルシウムには、酸に触れると溶けてしまう性質があります。そのため、お酢やレモン汁など、酸性の液体が珊瑚にかからないように気をつけなければなりません。調理や食事の時は、珊瑚のジュエリーは取り外した方が安心ですね。

■紫外線に弱い

珊瑚は紫外線に弱いため、日光に当たりすぎると表面が変色してしまう場合があります。長時間外出する場合は、とくに注意が必要となるでしょう。

■皮脂に弱い

珊瑚に皮脂の汚れが付着すると、場合によっては表面が溶け出してしまうこともあります。真夏など汗をかく季節には、とくに気をつけてください。

しかし、ジュエリーは直接肌に触れることが多いものでしょう。そのため、どうしても皮脂の汚れや化粧品の汚れが付きやすいのです。皮脂の汚れを取るためには、身に着けた後のお手入れを欠かさないことが大切になります。

美しさを保つためには扱い方も考えよう!

続いて、珊瑚の取り扱い方法について解説します。珊瑚の美しさを保つためにも、覚えておきましょう。

■火気や熱を避ける

珊瑚は天然の宝石なので、火気や熱に弱いとされています。珊瑚を身に着けたまま、ストーブやコンロに近寄らないようにしましょう。珊瑚の表面が溶け出してしまう恐れがあります。

■他のジュエリーと重ねづけしない

珊瑚の表面はダイヤモンドなどの鉱石と比べると軟らかく、傷つきやすい特徴があります。そのため、他の宝石に当たると欠けてしまったり傷がついたりする可能性があるのです。そのため、珊瑚のネックレスと他のネックレスを重ね付けすることは避けましょう。また、保管する時も、珊瑚と他の宝石が当たらないようにする工夫が必要です。

珊瑚のお手入れ方法を学ぼう!

珊瑚の美しさを保つためには、正しくお手入れすることが大切です。ここでは、正しいお手入れ方法について解説しましょう。

■身に付けた後に

珊瑚のお手入れで最も大切なのは、身に着けた後はすぐに柔らかい布で拭くことです。これだけで、珊瑚の美しさを長く保てます。この時は強くこすらず、優しく拭き取るようにしてください。表面についた皮脂や汗、化粧品などの汚れを優しく取り除きましょう。洗剤を使用したり、水洗いしたりすると、劣化する恐れがあります。お手入れの後は、高温多湿を避けて日光の当たらない場所で保管してください。

■劣化してしまったら

正しくお手入れをしていないと、珊瑚が劣化してしまう場合もあります。万が一、変色や劣化してしまった時は、専門店で修復してもらうことも可能です。表面をわずかに削る方法や表面を加工してもらう方法で、元の美しさを取り戻せます。また、表面の汚れが拭き取っても落ちない場合も、こすったりせずに専門店に相談しましょう。

 

珊瑚のお手入れ方法について紹介しました。珊瑚は優しい美しさを持っており、希少価値も高い天然の宝石です。しかし、デリケートな性質もあるので、劣化を防ぐためにも身に着けた後のお手入れを欠かさないようにしてください。簡単なメンテナンスで珊瑚の美しさを長く楽しむことができるので、実践してみてくださいね。